
《長富彩 ピアノリサイタル》
巨匠たちのピアノ シリーズ
Vintage NY Steinway CD368
〜 NYスタインウェイと綴るヴィルトーゾ曲 〜
■日程:2023.2.25(土)
■時間:開演 14:00 開場:13:30
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金 4,000円 50席限定 (全席自由)
■使用ピアノ:Vintage NY Steinway CD368 (1912年製)
■プログラム
ブラーム:4つの小品Op119
シューマン:幻想小品集 より
飛翔 Op12-2
夢のもつれ Op12-7
夜に Op12-5
リスト スペイン狂詩曲
リスト ため息
リスト メフィストワルツ
●チケットは完売いたしました。
●《チケットは当日精算のみといたします》
事前のお振込みやチケットの送付はございませんので、ご了承ください。
●お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611
■プロフィール
長富 彩(Aya Nagatomi)
2005年に東京音楽大学付属高等学校を主席で卒業。同年よりハンガリー国立リスト音楽院にて、バルトークやリストの研究者で世界的に著名なジョルジュ・ナードルに師事。
2008年より米国に拠点を移して演奏活動を開始。同年、ニュージャージー州・プリンストン大学でのシンポジウムに奨学生として参加し、エドナ・ゴランスキーにターブマン奏法を学ぶ。2009年、NYのスタインウェイホールにてリサイタルを行い満席となった。
3作目にあたる『レゾナンス〜ホロヴィッツ・トリビュート〜』では、ホロヴィッツが愛奏したと言われる銘器スタインウェイ 《CD75》をレコーディングに使用。レコード芸術誌において特選盤に選出された。
2014年11月にはYouTubeで200万再生を超えた「ラ・カンパネラ」(現在380万回突破)を含むDVD『AYA NAGATOMI IN CONCERT』をリリース。
2016年、キャリア初となるオール・ベートーヴェンの作品集『Aya Nagatomi plays Beethoven』をリリース(レコード芸術誌・特選盤)。2019年には、タカギクラヴィアより『Aya Nagatomi plays Chopin』(レコード芸術誌・特選盤)リリースした。
これまでに上海クァルテット、ウェールズ弦楽四重奏団、コロンえりか等と共演。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、大阪交響楽団と協奏曲を共演し、いずれも好評を博している。
近年は作曲家の生涯を題材にした講座形式のコンサートを行うほか、ラジオのパーャiリティも務めるなど、演奏活動と並行してクラシックをより多くの人に届けるための活動も行っている。
2021年10月6日にビクターよりラヴェルの作品をリリース。
■使用ピアノ 1912年製
Vintage NY Steinway CD368
本公演で使用する1912年製のCD368(CDとは、Concert D型の略)は、スタインウェイ本社コンサート部の貸出用として当時活躍していた楽器です。1900年代初頭、パデレフスキー、ラフマニノフ、ルビンシュタイン、ホロヴィッツ、グレン・グールドなど世界的な巨匠たちが愛用したニューヨーク・スタインウェイは、まさに近代クラシック黄金時代のピアノといえます。歯切れの良い重低音とメロウな中音域、輝くような装飾音を持つこの楽器は、1800年代ロマン派音楽の阜サに不可欠な色彩豊かな倍音と驚異的なダイナミック・レンジの広さを持っており、それまで試行錯誤を繰り返していたフォルテピアノを駆逐した近代ピアノの完成形といえるでしょう。