ショパンが生きた時代の音楽を探求するため、国立ショパン研究所によって2023年10月に第2回目が開催されたショパン国際ピリオド楽器コンクール。
1月30日(火)東京オペラシティコンサートホールで開催の優勝者記念コンサートでは、優勝者のエリック・グオが、1843年製プレイエルを用いて鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパンとショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番を演奏します。
この公演では、弊社所有の1843年製プレイエルを使用いたします。
コンサートに先立ち、ジャパンアーツのサイトに弊社代表 高木 裕と、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦さんとのインタビューが掲載されました。
■ プレイエルの魅力に迫る。技術者 高木裕 ×ピアニスト 川口成彦 インタビュー ■
【前編】https://www.japanarts.co.jp/news/p8312/
【後編】https://www.japanarts.co.jp/news/p8313/
前編後編ともに、非常に興味深い内容となっておりますので、是非お読みください。
東京公演に先立ちまして、ソロ・リサイタルでも、同じプレイエルを使用いたします。
◆2023年1月25日(木)
アクトシティ浜松 中ホール
開場 18:30 開演 19:00
公演詳細はこちらから
◆2023年1月26日(金)
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール
開場 18:30 開演 19:00
公演詳細はこちらから
≪使用楽器≫
プレイエル
1843年7月18日完成、10月9日エピネイ子爵が購入。
マホガニーケース 製造番号No.10456 長さ205cm
タカギクラヴィア所有 2018年度ショパン国際ピリオド楽器コンクール認定楽器
ピリオド楽器は構造的に華奢なため、コンサートで演奏できる楽器は多くありません。そのような中、このNo.10456はほぼオリジナル状態を保つ貴重な楽器である。
古典的なウィーン式を改良したシングルアクションは単純で軽い構造のため、繊細な表現を伝えやすく、音色は木質で柔らかく特にピアニシモでの音色の変化が美しい。