10/29(火) 新井孝弘×ユザーン 北インド古典音楽ライブ

ピアノの先祖といわれる打弦楽器、サントゥールと、まるで語るかのような多様な音色でリズムを刻む打楽器、タブラ。この二つのインドの楽器の日本人奏者として頂点にいる二人が、魅惑のメロディと複雑なリズムが交錯する北インド古典音楽ならではの即興演奏を繰り広げます!

サントゥールの新井孝弘、タブラのユザーンは、それぞれインドの最高峰の音楽家のもと長らく研鑽を積み、楽器がうまくなりたいと常に思い続けているらしいクレイジーな二人。修行のためインドのムンバイに移り住んでもう17年帰ってこない新井孝弘の一時帰国中に行われる、貴重なライブです。



■日程:2024年10月29日(火)
■時間:開場 18:30  開演 19:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:4,000円  50席限定・全席自由・1ドリンク付

■チケットは【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。
お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

基本的には「当日精算」でのお取り扱いになりますが
「Paypal(クレジット支払い)」
「銀行振込」でのお支払いも可能です。
事前にチケットの送付は致しませんのでご了承ください。

■プロフィール

新井孝弘 Takahiro Arai
ドラマーとしての活動を経たのち、2005年より宮下節雄氏のもとサントゥールを学ぶ。2007年よりインドに渡り、世界最高のサントゥール奏者シヴ・クマール・シャルマ氏に師事。2009年にインド国内で公式にデビューし、コンサート活動を開始。長い歴史を持つインド国内有数のインド古典音楽祭に出演。他にもムンバイ・ボパール・チェンナイなどインド各地で多数の公演を行い、2012年にはインドの著名な声楽家Pt.JasrajよりCross Cultural Understanding Awardを授与された。2014年Tina Turnerらによるアルバム「Love Within」に参加。ムンバイ在住。

ユザーン U-zhaan
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏にタブラを師事。椎名林檎、矢野顕子、くるり、葉加瀬太郎、小室哲哉ら数多くのミュージシャンの作品にタブラ奏者として参加している。2014年には坂本龍一、Cornelius、ハナレグミらをゲストに迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリース。2019年の「あいちトリエンナーレ」では、毎日10時間のタブラ練習を40日間に渡り一般公開するインスタレーション『Chilla: 40 Days Drumming』を発表。2021年にU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSによるアルバム『たのしみ』、2022年には蓮沼執太&ユザーンとしてアルバム『Good News』をリリースした。

■使用楽器

【サントゥール】

ペルシャまたはインドを起源とする打弦楽器。台形の木箱に張られた100本の弦を木製のハンマーで叩くことで、複数の弦を共鳴させながら複雑な音を鳴らすことができる。東欧で使われるツィンバロンも同属の楽器。

【タブラ】

大小二つがセットになったインドの打楽器。小さいほうは高音のタブラ、大きなほうは低音のバーヤで、それぞれ右手、左手の指を細かく動かして叩く。上面にはられたヤギの皮の真ん中あたりに鉄粉と穀物粉を練ったものが塗られ、これにより複雑な倍音が生み出される。