11/30(土)伊藤悠貴&渡邊智道 デュオ・リサイタル

【完売いたしました】

今、注目の若手アーティスト伊藤悠貴(チェロ)&渡邊智道(ピアノ)。
松濤サロンでは、彼らのデュオ・リサイタルをシリーズで公演していきます。
第1回目のテーマは、リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)。
ワーグナーやリストの後を継ぐ、後期ロマン派を代表するドイツの作曲家です。
使用する楽器は、1887年製スタインウェイ《ローズウッド》。
まさに作曲家が活躍してた時代の楽器による演奏は、リヒャルト・シュトラウスの世界観を
見事に再現してくれることでしょう。



■日程:2024年11月30日(土)
■時間:開場 18:30  開演 19:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:5,000円  50席限定・全席自由・1ドリンク付

■プログラム
《オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム》
八つの歌 Op.10(伊藤悠貴編)
四つの最後の歌(渡邊智道編)
クーペルヴィーザーのためのワルツ(シューベルト=シュトラウス/ピアノソロ)
チェロと管弦楽のためのロマンス(チェロとピアノ編)
チェロとピアノのためのソナタ Op.6

■チケットは【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。
お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

基本的には「当日精算」でのお取り扱いになりますが
「Paypal(クレジット支払い)」
「銀行振込」でのお支払いも可能です。
事前にチケットの送付は致しませんのでご了承ください。

■プロフィール

伊藤悠貴(チェロ)
15歳で渡英。2010年ブラームス国際コンクール第1位、2011年ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位、2019年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。これまでに、フィルハーモニア管弦楽団からスロヴェニア軍楽隊まで国内外の主要オーケストラと共演を重ね、室内楽の殿堂ウィグモア・ホールへのデビューを含む欧州各地でリサイタルを行う。その演奏は各国主要誌より「センセーショナル」(The Strad, UK)、「極めて詩的」(The Ensemble, Germany)、「東洋人離れした演奏家」(American Record Guide)、コンサート・ベストテン選出(音楽の友)などと評されている。幅広いレパートリーの中核にラフマニノフ研究を据え、2012年『ラフマニノフ:チェロ作品全集』でワールドワイドCDデビュー、生誕150年の2023年には学術単行本『ラフマニノフ考』を上梓し話題を呼んだ。近年は欧州の音楽大学にマスタークラス講師として招かれ、国際コンクールの審査員も務めている。

渡邊智道(ピアノ)
大分県別府市出身。東京を拠点に、各地で協奏曲客演、独奏、伴奏、室内楽のピアニストとして演奏。
2019年に、アルバム「バッハ&ショパン」をリリース。使用楽器は1887年製ニューヨーク・スタインウェイ《ローズウッド》。2021年、アルバム「Classic Recording」をリリース。使用楽器は、ホロヴィッツと世界ツアーを共にした1912年製ニューヨーク・スタインウェイ《CD75》。
作曲家として、歌曲集「井月の歌」「二つの相聞~芥川龍之介の詩による」、合唱組曲「雨~八木重吉の詩による」、「三つの幻想的民謡~ピアノ四重奏のための」などを書き、初演されている。合唱指揮、文筆、映画や広告の音楽制作なども手掛ける。
毎週日曜日8時より、ポッドキャストにて、インターネットラジオ「酒と泪と男とピアノ」配信中。

■使用ピアノ《ローズウッド》

非常に美しいローズウッドのボディを持つ1887年製のニューヨーク・スタインウェイ。カーネギーホールやメトロポリタン歌劇場創立当時より1925年まで、スタインウェイ社の貸出用コンサートピアノとして活躍していた楽器である。
その後、日本に渡り、ある時期キャピトル東急ホテルに所蔵されていた。そして1986年、ホロヴィッツが2度目に来日した際、滞在していたホテルでこのピアノを弾いて絶賛したという記録と写真が残っている。曲によって様々に変わる表情、弱音の表現力など、ロマンティシズムとエンターテインメントが共存した時代の深い味わいは、今のピアノでは決して表現できないだろう。