12/3(日)アレクサンドラ・シフィグト ピアノリサイタル

アレクサンドラ・シフィグト plays プレイエル
ショパン存命中に製作されたオリジナルのプレイエルで奏でるロマン派の名曲。

■日程:2023年12月3日(日)
■時間:開場 18:30  開演 19:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:2,500円 50席限定(全席自由)
■使用ピアノ:プレイエル (1843年製)

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで2位に入賞したアレクサンドラ・シフィグトの東京での唯一演奏会です。
シフィグトはポーランドのヴィエルシャリン劇団の来日公演の音楽担当として来日します。
しかし、彼女の素晴らしい音楽世界の演奏を皆様にご紹介する特別な機会を設けました。
ピリオド楽器の演奏を専門としたアレクサンドラ・シフィグトのプレイエルでの演奏をぜひお見逃しなく!

■プログラム

フレデリック・ショパン:
ノクターン第7番 嬰ハ短調 作品27-1
ノクターン第8番 変ニ長調 作品27-2

フランツ・リスト:
愛の夢 第3番 変イ長調
シューベルトの歌による13のピアノ小品集より、「糸を紡ぐグレートヒェン」、「水の上で歌う」、「セレナード」

フレデリック・ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35《葬送》
プレリュード第16番 変ロ短調 作品28-16
プレリュード第15番 変ニ長調《雨だれ》作品28-15

~休憩~

エドヴァルド・グリーグ:
抒情小曲集 第1集より、「アリエッタ」作品12-1
自作の歌曲によるピアノ曲 第2集より、「詩人の心」作品52-3
抒情小曲集 第5集より、「夜想曲」作品54-4
「気分」より、練習曲「ショパンへのオマージュ」作品73-5

フレデリック・ショパン:
「ドン・ジョヴァンニ」の『お手をどうぞ』の主題による変奏曲 変ロ長調 作品2

フランツ・リスト:
巡礼の年 第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」より、タランテラ ト短調 S.162

■チケット

チケットは【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。

お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

主催:タカギクラヴィア 株

共催:ヴィエルシャリン劇団
後援:ポーランド広報文化センター、国立ショパン研究所
助成:ポーランド文化・国家遺産省

当企画はポーランド文化・国家遺産省の助成を受けて実施いたします。

■プロフィール
アレクサンドラ・シフィグット

ピアニスト-ソリスト、室内楽奏者、音楽芸術博士、ポーランド国立ショパン音楽大学勤務。評論家から、”クラシック音楽シーンにおける最も表現力豊かな演奏家の一人”と賞賛を受ける。

第17回エドワード・グリーグ国際コンクール第2位ならびに特別賞を多数受賞(2022年ベルゲン):オーケストラ賞、聴衆賞および栄誉あるスタインウェイ賞。

古楽器の推進者として、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール (2018 年ワルシャワ) に出場し、第2位を受賞。テルアビブで開催されたアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクールのセミファイナリスト。第18回ショパン国際ピアノコンクール(2021年ワルシャワ)出場。数多くの国際青少年ピアノコンクールでも受賞を果たす:エットリンゲン、エンシェデ、ニューオーリンズほか。

最も権威ある数々の音楽祭にソリストとして出演:ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭、ノアン・フェスティバル・ショパン、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン復活祭フェスティバル、ショパン・フェスティバル・イン・パリ、ドゥシュニキ ショパン国際ピアノフェスティバル、ブリュッセル国際音楽祭”Midis Minimes”、ジュネーブ ショパン音楽祭、クレモナ・フェスティバル、アスコリ・ピチェノ・フェスティバル、プラハ ユーフォニー音楽祭、ローリー(米国) パデレフスキー音楽祭など。

ヨーロッパ一流のオーケストラから頻繁に招待され、数々の優れた指揮者と共演を果たす:ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンボリ交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、18世紀オーケストラ、オランダ交響楽団、ティヒ市アウクソ室内管弦楽団、ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団、シンフォニエッタ・クラコヴィア、{oh!} 歴史的オーケストラ、シュチェチン・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団、オポーレ・フィルハーモニー管弦楽団、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド・バルト・フィルハーモニックほか。共演した指揮者:ローレンス・フォスター、マキシム・パスカル、アレクサンダー・マルコヴィッチ、ゾイ・ツォカノウ、マレク・モシュ、ヨハネス・グスタフソン、グジェゴシュ・ノヴァク、パヴェウ・プシトツキほか。

これまでに以下3枚のCDアルバムを収録:巨匠ミハウ・カウザ指揮、ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団との共演による『自然の肖像』(オルフェ クラシックス制作)、1858年製のエラール・ピアノで収録されたショパンとピアニスト自身の作品集(フレデリック・ショパン国立研究所制作)、プシェミスワフ・ノイマン指揮、オポーレ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によるヴィトルト・マリシェフスキの作品集(DUX レーベル制作)。

スウェーデン王立歌劇場専属ヴァイオリニストである妹のアグニェシュカ・シフィグットと自身の企画で共演するほか、2018年にマルチン・ズドゥニク(チェロ)とCDアルバム「ロベルト・シューマン作品集」を共同制作するなど、室内アンサンブルの形で多くの演奏家と共演する。
現在ピアニストの教育活動を支援している「ポーランド児童基金」の奨学生(2003~2010年)。ポーランド文化省および各種財団の奨学金を複数回に渡り受給:フランチシェック・ヴィブランチック記念財団、ドイツのJutting財団、「若手研究者」奨学金、「若いポーランド」奨学金。