7/11(土)第3回フォルテピアノで綴るショパン



【1843年製のプレイエルで綴るショパン】

2018年よりショパン国際ピリオド楽器コンクールが開催され、楽曲本来の表現を重視する風潮が高まってきました。
その曲が書かれた時代の楽器で演奏することによって、作曲家の意図した解釈に近づくことができ、より深い理解に繋がることは明白です。
ショパン研究家である小坂裕子さんの解説を交え、3回に渡って行われたこのシリーズも最終回となりました。
1843年といえば、まだショパンが33歳で存命していた時代。
ショパンの本質に迫りながらも当時のサロンさながらの密接な空間をお楽しみください。

■日程:2026年7月11日(土)
■時間:開場 13:30  開演 14:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:5,000円 50席限定(全席自由 1ドリンク付き)


■使用ピアノ

◆プレイエル 製造番号 No.10456  CからGまでの80鍵
1843年7月完成、ベルサイユのエピネイ子爵が購入。
2018年、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール認定楽器。
フォルテピアノは構造的に華奢なため、コンサートコンディションで現存する楽器は少ないが、このNo.10456はほぼオリジナル状態を保つ貴重な楽器である。古典的なウィーン式を改良したシングルアクションは単純な構造のため、繊細な表現を伝えやすい。また鍵盤が軽く柔らかい音色を持ち、ピアニシモでの音色の変化が美しい。

■プログラム(変更になる場合がございます)

【第1部】《ノアンのショパン》レクチャー
     ~ジョルジュ・サンドとの日々~
          
【第2部】飯島聡史 コンサート
     プレリュード Op.45
     マズルカ Op.56
     バラード Op. 52
     ノクターン Op. 55
     幻想ポロネーズ Op.61


■チケット

チケットは【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。
基本的に《当日精算》のみ、事前のチケット発送はございません。
お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

■プロフィール

●飯島 聡史
国立音楽大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。修了時、最優秀賞及びクロイツァー記念賞を受賞。その後、同大学大学院音楽研究科博士後期課程においてショパンのテンポ・ルバートに関する研究と演奏によって博士号(音楽)を取得。第5回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノコンクール(ポズナン)や第3回ポーランド音楽国際コンクール(ジェシュフ)にてディプロマ賞を受賞する他、浜松国際ピアノフェスティバル、ショパン・フェスティバル in 表参道、アジア国際ピアノフェスティバル(ソウル)等、国内外において多数出演。活動はモダンピアノに留まらず、フォルテピアニストとしても活躍し、第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール(ワルシャワ)での演奏は審査員であるトビアス・コッホ氏から「特別な何かを持っていた」と評される。また、研究活動としては、ショパンやピアノ教育に関する学術論文やピティナ・ピアノ曲事典等、多数執筆。このような演奏及び研究活動は高い評価を受け、日本学術振興会科学研究費助成事業(研究活動スタート支援及び若手研究)や(公財)戸部眞紀財団研究助成事業における研究代表者としても採択される。国立音楽大学大学院音楽研究科非常勤助教、広島文化学園大学学芸学部音楽学科・同大学大学院教育学研究科専任講師を経て、現在埼玉学園大学人間学部専任講師。


●小坂 裕子(ショパン研究家)
東京藝術大学大学院音楽研究科音楽学専攻修士課程修了。専門は音楽学。著書に『自立する女 ジョルジュ・サンド』(NHK出版)、『ショパン知られざる歌曲』(集英社新書)、『人と作品 ショパン』(音楽之友社)、『フレデリック・ショパン全仕事』(アルテス・パブリッシング)があり、訳書にM.ボーフィス『シューマンのピアノ音楽』(音楽之友社)、ジョルジュ・サンド『マヨルカの冬』(藤原書店)、A.ブクレシュリーエフ『ショパンを解く!』(音楽之友社)、ジャン・ジャック・エーゲルディンゲル「ショパンの響き」(音楽之友社)など。2010年のショパン生誕200年のメモリアルイヤーでは、タカギクラヴィア松濤サロンにて演奏家とともに連続レクチャーコンサート。
公益財団法人市川市文化振興財団理事。本音楽学会会員。