8/10(日)ジェラール・プーレの室内楽


ジェラール・プーレの室内楽
ヴァイオリン&フルート 珠玉のオリジナル作品

■日程:2025年8月10日(日)
■時間:開場 14:30  開演 15:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:5,000円 50席限定(全席自由 1ドリンク付き)


■出演 
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)  Gerard POULET(Violon)
藤田真頼(フルート)  Mayori FUJITA (Flûte)
島根朋史(チェロ)  Tomofumi SHIMANE (Violoncelle)
川島余里(ピアノ)  Yori KAWASHIMA(Piano)


■プログラム(変更になる可能性がございます)

J・ハイドン:ディヴェルティメント ト長調「ロンドントリオ」
F・クーラウ:グランド・トリオ・コンチェルタンテ 作品119 
G・Ph・テレマン:カノン・ソナタ ト長調
Ph・ゴーベール:古代のメダル
J・S・バッハ:音楽の捧げもの BWV1079 より トリオ・ソナタ

■チケット

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お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

■プロフィール

●ジェラール・プーレ Gérard POULET(ヴァイオリン)
フランスが誇る世界的ヴァイオリニストにして、偉大な教育者。11歳でパリ国立高等音楽院に入学、2年後に首席で卒業。18歳でパガニーニ国際コンクール優勝。フランチェスカッティ、メニューイン、ミルシュテイン、H・シェリング等の巨匠に師事。世界各地でソリストとして活躍。これまでパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ストラスブール国立管弦楽団、シュツットガルト管弦楽団、北京交響楽団、読売交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック等と共演。生涯で70枚を超えるCD(LP)を出している。86歳を超えた今も「現役」の演奏家としてコンサート活動を行い、各国の主要な国際コンクール審査委員(長)に招聘されている。長年教授を務めたパリ国立高等音楽院退官後、パリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、2005~2009年までは東京藝術大学の客員・招聘教授を務めた。2010年から現在は昭和音楽大学教授を務める。コンクール優勝・上位入賞者を多数輩出し、世界中でマスタークラスを行っている。日本をこよなく愛し、日本とフランスをほぼ半々に生活。日本のヴァイオリン界のレベルアップに貢献。1995年フランス芸術文化勲章、1999年フランス文化功労賞を受賞。2019年5月にフランス文化省から、フランス芸術文化勲章の最高位コマンドール (Commandeur de l’ordre des Arts et des Lettres)を叙勲。2019年8月に日本国内で第1回ジェラール・プーレ・ヴァイオリン・コンクールを開催し、楽器の賞与を実施した。2023年8月の85歳になる前日に、メンデルスゾーンの協奏曲をオーケストラと録音する偉業を果たした。さらに2024年12月にはベートーヴェンの協奏曲を藝大フィルハーモニア管弦楽団、澤和樹氏の指揮で録音した。

●藤田 真頼 Mayori FUJITA(フルート)
東京音楽大学在学中に民音室内楽コンクール入賞。フランス国立リュエイル・マルメゾン音楽院のフルート、室内楽科を1等賞で卒業。在仏8年。1994年帰国後、フリーランスフルーティストとして、室内楽、オーケストラ、ミュージカル等で活躍。2004、2008、2012年、リサイタル「タファネルとゴーベールの遺産」(四谷区民ホール)を開催。2007年、小沢征爾指揮『東京のオペラの森』に参加。2011年J・S・バッハフルートソナタ全曲リサイタル(近江楽堂)。第14回日本フルートコンヴェンション(昭和音楽大学)にて「ゴーベールの作品とピアノの関係」のレクチャーを行う。CD『タファネルとゴーベールの遺産』はレコード芸術誌にて準推薦盤に指定される。木管アンサンブル「ソシエテ」「アンサンブル・バロック・レジーナ」代表。パールフルート教室講師。日本フルート協会常任理事。玉川大学非常勤講師、昭和音楽大学准教授。

●島根 朋史 Tomofumi SHIMANE(チェロ)
博士(音楽・チェロ)。 現代とヒストリカルのチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを操る三刀流奏者。東京藝術大学にて博士号を取得。研究は17~19世紀の奏法と楽譜読解、そしてデュポールのチェロ奏法について。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。パリ・サティ音楽院修了。古楽オーケストラLa Musica Collana 首席奏者、サブディレクター。バッハ・コレギウム・ジャパン、木心トリオ、On verra等メンバー。ソロCD「Les Monologues」はレコード芸術誌準特選、読売新聞など4誌の推薦盤、ソロCD「AU-DELA」は朝日新聞の推薦盤、音楽現代の注目盤に選出された。著書に、島根朋史 訳・解説・校訂『デュポール:チェロ奏法と21の練習曲』(音楽之友社)がある。昭和音楽大学非常勤講師、同大学ピリオド音楽研究所所員。一般社団法人日本弦楽指導者協会、一般財団法人日本チェロ協会会員。日本下持ち協会代表講師。近年は国内外数多くのコンクール審査員を務める。

●川島 余里 Yori KAWASHIMA(ピアノ)
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学作曲科卒業、同大学院修了。H.ピュイグ=ロジェ氏の指導と影響で、1989年渡仏。パリ国立地方音楽院でピアノ科とピアノ伴奏科のプルミエ・プリを取得して卒業。ピティナ第1回特級2台ピアノ部門で優勝、イタリアのトラーニ国際ピアノコンクールでファイナリスト。2005年吹田音楽コンクール作曲部門にて第1位を受賞。パリのロン=ティボー・コンクール等の公式伴奏者を勤める。パリ国立高等音楽院をはじめ、5校の音楽院で伴奏者の勤務を経て、2005年帰国。東京藝術大学で弦楽伴奏助手を務めた後、現在は同大学と昭和音楽大学で、ソルフェージュと室内楽の非常勤講師を務める。日本フォーレ協会創立30周年を記念した、協会の8人の作曲家によるピアノ作品集「フォーレ讃」の中の一曲を作曲(委嘱)している(2020年5月に音楽之友社から出版された)。