Toucher《トゥシェ》
ショパン、リスト、ドビュッシー、シャミナード 珠玉のタッチで広がる、ピアノの世界
—フランスで研鑽を積んだ西原侑里が、1887年製ヴィンテージ・スタインウェイで繊細に描く名曲の数々—
Toucher(トゥシェ)は、フランス語の「触れる」という意味の動詞です。感触、手触り、感触、という意味の名詞でもあります。指先の繊細な感覚から、ピアノという大きな楽器の中の、1音1音の弦のかすかな振動が伝わってきたとき、音楽という果てしない世界のほんの一部に触れているような、不思議な気持ちになります。
ピアノに触れ、響きに触れ、作曲家の心に触れ、音楽に触れる、、、それはむしろ錯覚で、小さな存在である私にただただ優しく触れているのは、音楽のほうなのかもしれません。 —西原侑里
【収録曲】
- シャミナード:森の精 作品60
- シャミナード:ワルツ・カプリス 作品33
3.ショパン:夜想曲第5番 嬰へ長調 作品15-2 - ショパン:ワルツ第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
- シューマン=リスト:献呈 S566/R253
- リスト:ため息~3つの演奏会用練習曲S144/R5より第3曲
- リスト:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
- ドビュッシー:子供の領分「グラドス・アド・パルナッスム博士」
- ドビュッシー:子供の領分「象の子守歌」
- ドビュッシー:子供の領分「人形へのセレナード」
- ドビュッシー:子供の領分「雪は踊っている」
- ドビュッシー:子供の領分「小さな羊飼い」
- ドビュッシー:子供の領分「ゴリウォーグのケークウォーク」
- ドビュッシー:月の光~ベルガマスク組曲より第3曲