11/5(水)タカヒロ・ホシノ ピアノリサイタル

ヴラディミール・ホロヴィッツ メモリアルコンサート

■2025年11月5日(水) 
■時間:開場 18:30  開演 19:00
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:一般:5,000円 学生:4,500円(小学生以上、大学生まで)60席限定
    60席限定(全席自由 1ドリンク付き)

【プログラム】 …プログラムは変更の可能性があります 

【第1部】
モーツァルト:ピアノソナタ KV.333
シューマン:クライスレリアーナ Op.16

【第2部】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
  2台ピアノ共演:東 祐輔


◆使用ピアノ Steinway&Sons《CD75》1912年6月19日完成 

スタインウェイ本社コンサート& アーティスト部所属の楽器。一時期ホロヴィッツ専用の楽器だった。あらゆる要素を持ち合わせた類いまれな名器であり、ホロヴィッツが最も愛した伝説の楽器として有名。晩年の全米ツアーの他、1982年のロンドン公演、1983年の初来日NHKホールでも使用された。
良く鳴る枯れたボディーと弦圧の低い響板。これにより響板のダンパー効果が弱いので、サスティーンが長い。特にピアニシモの音の延びは特筆すべきで、これにより表現力の豊かさが格段に広がって、整音の効果も十分発揮される。低音域から最高音域に至るまで各セクションの鳴りムラもないので、驚く程音量バランスが良い。これはピアノ本体の性能であり、このどれが欠けても名器と呼ばれる楽器にはなれないが、このCD75のボディーはその全てを持ち合わせた類いまれな名器である。

■チケット
チケットは【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。
お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

■出演者プロフィール
●タカヒロ・ホシノ
北海道出身。4歳よりピアノを始め、幼少より即興演奏や自作曲の演奏を行う。故河原裕康、宮澤功行の両氏に師事。全日本学生コンクール小学生の部北海道大会第1位、同東京大会第3位。桐朋女子高等学校音楽科(共学)、同大学、同大学研究科を経てハンガリー国立リスト音楽院にてハンガリー政府給費留学生として研鑽を積む。留学中には、マリア・カナルス 、ヴィオッティ=バルセシア(現ヴァラッロ=セシア)、カントゥ・ピアノコンチェルト、マスタープレイヤーズ、TIM ROMAなどの国際コンクールにて優勝、上位入賞し、それらをきっかけにヤング・プラハ国際音楽祭、マスタープレイヤーズ国際音楽祭などのヨーロッパ各地の音楽祭に招聘される。ハンガリー国際「5つの竪琴」音楽祭に招かれた際には、最も才能と将来性に溢れたアーティストに贈られる「リラ大賞」を日本人としては指揮者の小林研一郎氏に次いで二人目の受賞者となる。2021年以降はメディチ、モスクワ、トリニティ、ロンドン、ロンドン・クラシカル、クララ・シューマン、バーミンガム、NY Classical Debut Awards、クロード・ドビュッシーなど、いずれもプロフェッショナル部門で62の国際コンクールで受賞を遂げ、2022-25年開催のヨーロッパやカナダやスイスの国際音楽祭やウィーンのムジークフェライン、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ニューヨークのカーネギーホールでの演奏会出演の他、第2回トリニティ国際/カナダ、北アメリカ国際/USA、Concours Européen de Piano/フランスの審査員に招かれるなど、さらなる国際的な活躍の場を拡げ、2023年にアメリカの大手音楽事務所PRICE ATTRACTIONSと専属契約を結ぶ。活発な演奏活動と共に後進の指導にあたり、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科講師(2001-2013)、上野学園大学音楽学部ピアノ科准教授、同学園短期大学客員教授、東成学園昭和音楽大学講師、札幌コンセルヴァトワール客員講師を務める。又、ドイツ ハレのEuro Music Festival & Academy、イタリア ブレシアのTalent Summer Courses & Festivalの招聘教授として招かれ毎夏同音楽祭への出演、マスタークラスで後進の指導にあたっている。2018年にFIERTÉ並びにFIERTÉ PianoAcademyを、2020年には一般社団法人日本芸術連盟を設立し代表理事に就任。JCPC日本室内楽ピアノコンクールを設立、主宰。これまでに、「LISZT-SCHUBERT」『熱情・クライスレリアーナ』「LISZT I ~内なる深淵との対峙~」ベートーヴェン・アルバム「PASSION」、名曲集「STORY」、ショパン・アルバム「FANTASIE」をリリース。それぞれレコード芸術誌で準特選盤、読売新聞推薦盤に選出される。
PRICE ATTRACTIONS,USA 専属アーティスト
タカヒロ・ホシノ公式HP  https://fierte115.wixsite.com/takahirohoshino
タカヒロ・ホシノ(干野宜大)リサイタル・協奏曲 Live Channel  https://www.youtube.com/user/hoshinopiano



●2台ピアノ共演:東 祐輔
東京都出身。上野学園大学演奏家コースを卒業後、名古屋芸術大学大学院を理事長賞を受賞して修了する。現在は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースにて更なる研鑽を積む。アメリカのコネチカット州で行われた第4回パデレフスキ国際ピアノコンクール in ファーミントンCTにて第1位、第32回宝塚ベガ音楽コンクール第2位及び聴衆審査員賞、第18回ルーマニア国際音楽コンクール第3位など多数受賞。ダン・タイ・ソン氏らが審査員を務めた“6th Piano Island international competition“(シンガポール)にてファイナリスト、第4回及び第5回Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールにてセミファイナリストに選出される。録音では、ババジャニアン、メトネル、ラフマニノフを収めたソロアルバムと、愛知芸術劇場にてライブ収録されたスクリャービンのピアノ協奏曲が、デジタルアルバムとして配信されている。これまでに、成田有花、干野宜大、安田正昭、碓井俊樹、江口玲、川田健太郎、横山幸雄、上原彩子、練木繁夫の各氏に師事。現在、名古屋芸術大学契約助手及びMPA音楽院講師を務める。2021、22年度山田貞夫音楽財団奨学生。
FIERTE専属アーティスト、横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ・レジデンスアーティスト。