ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第1番&第2番

商品番号 NYS-25108
価格¥2,000(税別・送料込)
待望のベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ
「メンデルゾーン ヴァイオリン協奏曲」「ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲」のCDが大きな反響を呼んでいますが、久しぶりにヴァイオリン・ソナタのアルバムが完成いたしました。
ハイドンに師事していた1798年に作曲されたヴァイオリン・ソナタ第1番と第2番は、典的なスタイルで書かれ、アントン・サリエリに献呈されました。
ベートーヴェンの初期の才能が遺憾なく発揮された両ソナタは、古典派の優美さと独自の革新性が見事に調和した傑作として知られ、プーレの円熟した演奏技術と豊かな音楽性が、作品の魅力を存分に引き出しています。美しい旋律と深い音楽性に満ちた演奏をご堪能ください。
【収録曲】
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 作品12-1
Beethoven:Violin Sonata No.1 Op.12-1 in D major
第1楽章:Allegro con brio
第2楽章:Tema con variazioni
第3楽章:Rondo
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品12-2
Beethoven:Violin Sonata No.2 Op.12-2 in A major
第1楽章:Allegro vivace
第2楽章:Andante, piu tosto Allegretto
第3楽章:Allegro piacevole
【演奏者】
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
川島 余里(ピアノ)
【プロフィール】
●ジェラール・プーレ(Vn)
フランスの至宝。87歳を超えた今も、現役の巨匠ヴァイオリニストであり、偉大な教育者である。11歳でパリ国立高等音楽院に入学し、2年後に首席卒業。18歳でパガニーニ国際コンクール優勝。H・シェリング等の巨匠に師事。パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団等、共演したオーケストラは枚挙に暇がなく、世界中でソリストとして活躍。審査員(長)として数々の国際コンクールにも招かれる。長年教授を務めたパリ国立高等音楽院退官後、パリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、2005年から2009年までは東京芸術大学の客員・招聘教授を務めた。2010年から現在は昭和音楽大学教授を務める。日本中でマスタークラスを行う。これまで数多くのコンクールで優勝者や上位入賞者を輩出し、日本のヴァイオリン界のレヴェルアップに貢献している。生涯で70枚のCD(LP)を出している。2019年8月に日本国内でジェラール・プーレ・ヴァイオリン・コンクールを開催し、楽器の貸与を実施した。1995年にフランス芸術文化勲章 及び1999年に文化功労賞を受賞。2 019年5月にフランス文化省から、フランス芸術文化勲章の最高位コマンドールCommandeur de l’ordre des Arts et des Lettresを叙勲。
●川島 余里(Pf)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。1989年渡仏し、パリ国立地方音楽院にてピアノ科とピアノ伴奏科のプルミエ・プリを取得。O.ギャルドン、G.ジョワ(デュティーユ夫人)に師事。トップクラスのソリストから伴奏を依頼され、とりわけヴァイオリンの巨匠ジェラール・プーレに最も信頼されるピアニストとなる。パリのロン・ティボー・ヴァイオリン・コンクールの公式伴奏者。パリ国立高等音楽院など複数の音楽院で伴奏者として勤務し、2005年帰国。東京藝術大学及び附属高校で伴奏助手を務め、現在は東京藝術大学と昭和音楽大学でソルフェージュと室内楽の講師。日本フォーレ協会会員。協会創立30周年記念の8人の作曲家によるピアノ作品集「フォーレ讃」の一曲を委嘱されて作曲(2020年5月に音楽之友社から出版)。