11/12(日)赤木飛輪 ピアノリサイタル

赤木飛輪 ピアノリサイタル
「巨匠たちのピアノ」シリーズ

■日程:2023年11月12日(日)
■時間:開演 14:00  開場 13:30
■場所:タカギクラヴィア 松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
■料金:5,000円 50席限定(全席自由)
■使用ピアノ:Rachmaninoff Steinway (1932年製)

今年はラフマニノフ生誕150周年、そしてホロヴィッツ生誕120周年の記念の年です。
今回のプログラムでは生誕記念にふさわしく華のある魅力的な曲目の数々を取り入れてみました。
ラフマニノフとホロヴィッツは、同時代にアメリカへ渡り、アメリカクラシック黄金時代へ深く名を刻みました。
私はこの巨匠たちと時代を共にしたラフマニノフスタインウェイピアノで演奏させていただくことを喜びと感じています。
(赤木飛輪)

◆プログラム
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第8番 ハ短調 Op.13 《悲愴》
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 Op.42
シューベルト:即興曲 第2番 変イ長調 Op.142-2
ラフマニノフ/クライスラー:愛の悲しみ
ラフマニノフ:リラの花
ラフマニノフ:音の絵練習曲集より Op.33-2
ラフマニノフ:前奏曲集より  Op.32-12 Op.23-6
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏曲

◆チケットは 【SHOPPING】 から、ご購入いただけます。
 お問い合わせはタカギクラヴィアまで tel.03-3770-9611

◆プロフィール
5歳からピアノをはじめ8歳時に渡英。
ASEANショパンコンクール最高位。ロンドンブレント音楽祭、ノースロンドンミュージックフェスティバル、ミルトンキ-ンズ音楽祭のコンクールで一位獲得。
10才時にイギリスでソロリサイタルデビュー。
帰国後、桐朋女子高等学校音楽科に入学。同大学を卒業。
その間に、ヨーロッパで、ヒーホン国際音楽祭(スペイン)、コブレンツ国際音楽祭(ドイツ)、ゾイスターバーグ国際音楽祭(オランダ)、オロンナ国際音楽祭(フランス)など、数多くの音楽祭に出演。
また、ソロ活動やオーケストラとの共演も多く、2002年クイーン・エリザベス戴冠50周年の記念コンサートでは、ソリストとして招かれ、コーナーストーン・フィルハーモニーと共演し、そのCDはイギリスで販売されている。

桐朋学園大学を卒業後、トーマス・ジェニング奨学金を得て、英国王立音楽院大学院に入学。
2006年に帰国。
その後東京公演では、音楽の友、ショパン、ムジカノーヴァなどの音楽雑誌で高い評価を得た。
2008年2009年にはエストニア、ペルヌに招かれ、ソロリサイタルを開催、またパルヌ・シンフォ二アとモーツァルト協奏曲K466を共演。
これまでに、三浦捷子、サラ・メディナ、竹内啓子、故御木本澄子、故イリーナ・ザリツカヤ、故ヘイミッシュ・ミルン、アルボ・ヴァルドマ各氏に師事。

◆使用ピアノ(1932年製) Rachmaninoff Steinway
ラフマニノフが、長らくニューヨークの自宅で所有していたピアノ。
ウェストエンド・アヴェニューに住んでいた1932年から1942年ビバリーヒルズに居を移すまでの間、ピアノ協奏曲第4番や交響的舞曲の作曲、またそれまでに作曲した作品の改訂をするなど、数多くの作曲に使用されており、「ラフマニノフのピアノ」として最も有名な楽器である。
このピアノはその後バーバーが所有し、ソナタ第1番などを作曲した。
バーバーのソナタ第1番は、1948年に作曲され1950年にホロヴィッツ が世界初演している。
ホロヴィッツは何度かバーバーの家を訪ね、作曲途中のソナタについて「終楽章をフーガにしたほうが良い」などバーバーに助言したという記録が残っている。